2006年 07月 30日
井戸をみつける方法 |
夜、涼しい風が外から吹いてくる頃に
ドンドン、と遠くで花火の音
家の前を出ると、対岸の海に花火が上がっていました
近所の人達がその花火の明かりに照らされて
夏だなぁ、と実感
若いお父さんと子供
軽に乗ってラジオを付けたままの老夫婦
その近くに家から折りたたみ椅子を脇にかかえて持ってきて座り
AMラジオから聞こえる「星の王子様」の朗読を聞きながら
花火を眺めました
『…そこで、はじめての日の晩、
ぼくはおよそ人の住んでいる所から、
千マイルも離れた砂地で眠りました。難船したあげく、
いかだに乗って、太平洋のまん中をただよっている人より、
もっともっとひとりぼっちでした。』
ひときわ大きな花火が破裂して、輝く大量の火の粉が海に落ちて消えた頃
おおきな音が響きながら伝わります
『ね……ヒツジの絵をかいて!』
明日はまた、月曜か
『そんなこと、かまやしないよ。ヒツジの絵をかいて』
そういえば、この作品を朗読したときに気に入った言葉があったなぁ
砂漠でパイロットと井戸を探すくだりに
『みんなは特急列車に乗り込むけど、
いまではもう、なにをさがしているのか、
わからなくなってる。
だからみんなは、そわそわしたり、
堂々巡りなんかしてるんだよ…』
ごくろうさまな話だ、と私も言えるようになりたい
ドンドン、と遠くで花火の音
家の前を出ると、対岸の海に花火が上がっていました
近所の人達がその花火の明かりに照らされて
夏だなぁ、と実感
若いお父さんと子供
軽に乗ってラジオを付けたままの老夫婦
その近くに家から折りたたみ椅子を脇にかかえて持ってきて座り
AMラジオから聞こえる「星の王子様」の朗読を聞きながら
花火を眺めました
『…そこで、はじめての日の晩、
ぼくはおよそ人の住んでいる所から、
千マイルも離れた砂地で眠りました。難船したあげく、
いかだに乗って、太平洋のまん中をただよっている人より、
もっともっとひとりぼっちでした。』
ひときわ大きな花火が破裂して、輝く大量の火の粉が海に落ちて消えた頃
おおきな音が響きながら伝わります
『ね……ヒツジの絵をかいて!』
明日はまた、月曜か
『そんなこと、かまやしないよ。ヒツジの絵をかいて』
そういえば、この作品を朗読したときに気に入った言葉があったなぁ
砂漠でパイロットと井戸を探すくだりに
『みんなは特急列車に乗り込むけど、
いまではもう、なにをさがしているのか、
わからなくなってる。
だからみんなは、そわそわしたり、
堂々巡りなんかしてるんだよ…』
ごくろうさまな話だ、と私も言えるようになりたい
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by smeimei
| 2006-07-30 23:54